今宵、千里の片隅で。

日本最古のニュータウンの片隅で、 画家・待井健一は今日もちくちくと制作しています。

2013年08月

水路の町をゆく。

以前観た映画に「 町の何処にいても水音が聞こえている 」というのがあったが、
ほんとうにそんな感じ。

大きな鯉の群れを、手を伸ばして撫でてみる。

山間の町には水路が張り巡らされ、
民謡とニッキの香り。画像1

遠い海辺。

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私はきっと、幼い頃からこの光景を知っていたのだと思う。
砂浜ではない、大好きな磯だらけの海岸。
当時ですら古めかしい鉄筋の商店たち。
赤い提灯の吊られた旅館は、なんだかいつもお祭りをしているのかと
思っていた。 

でも、この時見た海辺に続く道は記憶の中の
何処とも違っていて、
なにか日常からぷつりと途切れているかのようだった。

暗く荒れた海と、煌々と白んだ光を放つ月と。
日常とのリンクが切れる時って、
すごく視界がひらけている気がする。
見えていないはずのものまで見渡せる気がする、
そんな夏の夜。




 

再開。

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実に半年ぶりに泳ぐの巻。
プール難民と化してはや半年。
フィットネスの会員にでもならない限り、都会で快適に
泳げる環境というのは、なかなかに難しいらしい。

かねてより偵察しようと思っていた近所の市民プールに、
おそるおそる出向いてみた。
なにぶん初めてというのは、見るもの触るもの、全て新鮮で
有り難い。
券売機の仕組みやロッカーでさえ、なんだかわけもなくドキドキする。

しかし。
お盆の終わり際日曜日というのがまずかったか。
最近テレビで見た中国のプールのような有様だった。
これは果たして水と人とどちらの質量が多いかというすさまじき人口密度で、
とにかく前後左右の人間を蹴らないように気を遣うのがなんとも
窮屈であった。
実際に大股を広げて妙な平泳ぎをするおじさんの鳩尾を蹴ってしまった
気がする。

しかし、泳ぎ終えた後に見た公園の景色は、
なんだかいつにも増して夏休みの色をしているようで、
それが嬉しかった。
トラウマなくらいにプールが嫌いで、中高もプールがないのが最大の魅力と
感じていただけに、
人生というのはいったい何処でどうなるか
わかったものじゃない。 

国道9号を果てしなく。

画像1


涼風とバーベキューとソフトクリーム。
牛さんたちがのどかに草を食むのを眺めながら、束の間の夏休みを満喫。

どこぞの父親がちっちゃな子供に草原をゴロンゴロンと転がされ「 気持ち悪い〜」と言いつつの家族サービスを敢行しているのを見て、
ドラム缶やら段ボールやらに隠れる某ゲームの小ネタを思い出した。

真昼の決闘。

画像1


お盆の昼下がりに、よもや自宅で心臓バクバクさせながら彼らとやり合う羽目になるとは、思いもしなかった。

どうもベランダを蜂くんがうろうろしていると思ったら、
ガラクタの隙間にこんなものをこさえていたのだ。

最初から殺虫剤だと逃げられるのではないかと、
まずは洗剤の入った熱湯を投下。
怒り狂って出てくるも、
やや動きが鈍い。
タイミングを見計らって網戸を開け、
身近な者から殺虫剤を放射する。

後続がいないのを確認して、
駄目押し叩き落とした後、
さらにふよふよになるまで熱湯と殺虫剤。

とりあえず完全に沈黙したが、
まさか都会のど真ん中ということで、
完全に油断していた。
「日常には危険がいっぱい 」と、
日頃よく言っているくせに。
プロフィール

待井健一

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