再始動一作目。早くも2作同時進行の予定で。
これが雪ダルマのように、こないなの如く20作同時に
ならないことだけを祈りつつ。
どんどん山は険しくなる。
前回ですら体調を壊して最後は不眠不休でギリギリだったのに、
それ以上のハードルを一年以内にクリアできるのか。
今回は終わりと次の始まりがほんとに継ぎ目ない。
足元を見ると文字通り竦んで動けなくなるので、
とりあえず前に手をかけなければ。
一年中気が休まらないのは、きっとどの仕事でも
同じなのだろう。
ならば自分自身どうやってその気持ちの連鎖を
いったん断ち切るか。
描いていれば安心。
描かなければ不安。
それがきっと周りの環境に少なからずよからぬ影響を
与えてしまっている。
前回終了間際に目覚めた「軍艦アパート」をはじめとする
古い建物熱は未だ冷めずにいる。
データを撮ることもなくあっという間に手元から飛び去っていった、
あの金木犀の作品を思い出しながら、
じりじりと筆は進む。