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随分変わってはいても、懐かしい景色に変わりはなかった。
学食で久しぶりにカレーでも食べて行きたい気分だったが、
仕事前だったのて断念。
ここでよく休み時間に鯨カツとかピザトーストを買い食いするのが好きだった。
今の子たちもおんなじことするんだろうか。

母校の大学を訪れる時と違って、
何か思い出したくない痛々しさやぐちゃぐちゃな若さ加減がよみがえって
胸が痛むこともない。
男子校という、ある種絶対的な平和が約束された楽園だったのかも。
ここをしよっ中訪れたりしないのは、
思い出の中で見事に満足したか
完結したか、
そんなところだろうと思った。
芸大へのそれに比べたら、
はるかに健全だ。