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一年以上迷い続けて、ついにアトリエの水槽へ。
結局のところ、気になってどうしようかと思い続けるものは
手に入れてしまうのだと、今更ながらに思った。

小型種ではなく、中型に位置するポリプテルス・ウィークシー。
あまり人気があるように思えず、またコレクションされているという話を
聞いたこともない。

しかし、大きくなったものを見た時のインパクトが、私の何かを
射止めたらしい。
まるで丸太のようにコロコロのボディと、
完全に不釣合いなくらいに大きな頭。
デフォルメされてるとしか思えないその体型に、
他の種にはないかわいらしさを感じたのだった。

おそろしく成長が遅いとのことで、うちの子たちの中では
2番目に大きいも、しばらくはこのままいてくれそうだ。
願わくば水槽の半分以上を占拠したかつての暴君ジョニーのように、
理不尽な巨大化をしないことを祈るばかり。

しかし今回一番のインパクトだったのは、
投入して早々死にかけたこと。
入った途端に息ははあはあ、
口元が赤紫に染まり、口から何か出てるわ
胸鰭を閉じて瀕死の格好するわで、
一時はもう駄目かと思った。

これが後日水質変化による中毒だと聞かされ、
いくら強靭な種といえど水合わせに慎重になるにこしたことは
ないと再確認したのだった。

とりあえず愛着を込めて名前を「ドザエモン」にしようかと
半ば真剣に考えている。
おっとり、ゆっくり育っていってほしい。